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第1回 ランニングとは?
第2回 ランニングに挑戦!
第2回 ランニングに挑戦!
ランニング Q&A
第1回 ランニングとは?
どのような人におススメですか?

ランニングや自転車、水泳などは有酸素運動に分類される運動です。その中でも一番手軽にできるのがランニングです。運動を始めたいけれど何をすればいいかわからない方、健康維持・増進をしたい方、健康的にダイエットをしたい方、バランスのいい引き締まったカラダを手に入れたい方などにおすすめです。

どのような効果がありますか?

健康促進効果

呼吸器系や循環器系(心臓や血管等)の機能を向上させます。また糖代謝、脂肪代謝を改善し生活習慣病の予防につながります。 他にも骨粗鬆症、精神病の予防にもなると言われています。

有酸素運動を行うことによって期待できる効果

  • 呼吸筋を発達させ、呼吸をスムーズにします。

    運動に必要な酸素を取り込むことで、効率のよい酸素摂取をできるようなカラダになります。
  • 血管や心筋を発達させ、血液循環をより効率的にします。

    運動に必要な酸素を末端の細胞に届けるため血管や心臓の機能が高まります。これによって平常時の血圧や心拍数が下がり、心筋梗塞や脳梗塞等の血管障害から起こる疾病を予防できます。他にも、運動をすることにより血管内にNO(一酸化窒素)が多くなり血管の柔軟性を維持できると言われています。
  • 血液中の中性脂肪、悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを増加させます。

    不要な中性脂肪を燃焼し、コレステロールの生合成を正常化します。
  • 糖尿病予防

    運動をすることで膵臓からのインスリン分泌が正常化することがわかっています。
  • 骨粗鬆症予防

    適度な地面からの振動や衝撃により、骨に負担をかけ骨密度を上げます。
  • ダイエット効果

    有酸素運動であるランニングは脂肪燃焼を促すため、シェイプアップ効果があります。
  • ストレス解消

    アウトドアを走る爽快感が気持ちをリフレッシュさせてくれます。目標を決めて走ることで少しずつ達成していく楽しさもあります。そういったことで不安や抑うつ症状が軽減され、気持ちが前向きになっていきます。他にも、体を動かすことによって脳神経細胞が増え、記憶力や集中力などがアップすることが証明されています。また、長時間走ることによりエンドルフィンなどの脳内麻薬が分泌され多幸感を得られるとされています。これをいわゆる「ランナーズハイ」と言い、この爽快感を忘れられないことからランニングにはまる人もたくさんいます。
学生時代はマラソンが苦手でしたが走れますか?

学生時代の体育のイメージで、「速く走らなければいけない」と考えるのは実は間違いです。会話をできるくらいの速度を保ちながら、ゆっくり走る方がカラダにはプラスです。また、最初は少しの時間しか走れなくても、1ヶ月も続ければ30分間くらい止まらずに走れるようになります。

どのくらい走ることから始めればいいですか?

まずは30分動き続けることを目安に、10分ウォーキング+5分〜10分ランニング+10分ウォーキングを週2回〜3回するのがおすすめです。

朝と夜のどちらが効果的ですか?

夜遅くに運動をすると翌日に疲れが残りやすいので、朝がおすすめです。起床後の軽い運動は体を目覚めさせてくれます。また、朝の爽やかな空気の中を走るのは気持ちのいいものです。

“皇居ラン”が人気なのはなぜですか?

東京の真中とは思えないような美しい景観を見ながら、信号待ちで止まることなく1周走ることができるのが魅力です。1周5キロというのもちょうどよい長さです。また、警察官が多く夜でも安全なため、忙しい女性がランニングを楽しむのに適しています。夜景もとても綺麗です。

次回は、服装や正しいフォームなど、ランニングに必要な基礎知識についてお答えします。